想定される状況

納入された航空部品の番号と記録が一致しない場合

受入時に部品の番号が添付資料と異なる場合、転記ミス、個体の入替え、型式表示と個体番号の混同を分けて考える必要があります。外観が似ているだけでは説明を選べず、履歴も復元できません。

明らかにすべき事項

識別情報と資料で確認できる引渡しの経緯を照合することが考えられます。納品内容の完備性と技術的状態にはそれぞれの資料が必要です。

準備する資料

  • 確認可能な表示と部品全体の写真、撮影日、画像の由来。
  • 注文書、梱包明細、受入記録、当該個体の履歴記録。
  • 納品変更の連絡と、存在する取外し、引渡し、修理、過去の取付記録。

比較・確認する事項

  • 型式を示す表示と個体を識別する表示の区別。
  • 番号、日付、構成、引渡書類による記録相互のつながり。
  • 相違が一次資料にあるのか、後の写しや要約にだけあるのか。

分析で得られ得る結果

表示と資料の対応表を作り、相違を示すことが考えられます。供給者への具体的な照会や、未確認の履歴と確認済みの番号不一致の整理に役立ちます。

結論の限界

資料の検討は使用許可、耐空性、履歴全体の真正を証明するものではありません。確認できない表示や欠けた原記録が結論を制限します。